東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックは、整形外科専門医が、診断から治療、リハビリテーションまで一貫してサポートしています。
• クーラーの風に当たってから肩が重くなった
• 肩こりだと思っていたのに、腕が上がりづらくなってきた
• 夜中に肩の痛みで目が覚める
こうした症状でお悩みの方は、五十肩の初期サインかもしれません。今回は、五十肩と冷房の関係、症状、治療法についてくわしくご説明します。
五十肩とは
五十肩は正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節の滑液包・腱・関節包に炎症が起き、動きが制限される状態です。主に40〜60代に多く見られますが、明確なきっかけがなく徐々に症状が進行することが特徴です。
五十肩の症状
五十肩の典型的な症状は、肩の痛みと可動域の制限です。
• 腕が上がらない
• 髪を結べない
• 背中に手が回らない
など
これらの症状は日常動作に支障をきたします。
また、夜間痛で眠れないという方も多く、生活への影響は想像以上に大きいものです。
クーラーと肩の不調の関係
夏の冷房が肩の不調を引き起こしたり、五十肩の症状を悪化させたりすることがあります。なぜ冷房が肩に影響を与えるのでしょうか。
血流の低下
冷房により首や肩の筋肉が冷えると、血流が低下します。血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなり、筋肉がこわばりやすくなります。
筋肉の緊張
冷えると身体は無意識に筋肉を緊張させて熱を逃がさないようにします。この状態が続くと、肩関節の動きが悪くなり、痛みを感じやすくなります。
自律神経の乱れ
冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。特に40〜60代の女性は、ホルモンバランスの変化により冷えに敏感な時期でもあります。
悪循環のはじまり
肩が冷えて痛むと、無意識に肩を動かさなくなります。動かさないことで関節がさらに硬くなり、五十肩へと進行するリスクが高まります。
このような症状みられたら、一度山田整形外科・リウマチクリニックまでご相談ください
• 冷房が強い部屋にいると肩から腕がジンジン痛む、だるくなる
• 髪を結ぶ、背中に手を回すとつっぱる、痛い
• 肩こりと違って、可動域が狭くなっている感覚がある
• 夜間や明け方に肩の痛みで目が覚めることがある
• 痛い側の腕を無意識にかばって生活している
• 服の袖を通すのがつらくなってきた
単なる肩こりと五十肩の大きな違いは、可動域の制限があるかどうかです。
肩こりはもんだり温めたりすると楽になりますが、五十肩は肩を動かそうとしても動かせなくなります。肩こりがつらいと思っていたら、実は五十肩の始まりだったというケースは少なくありません。
整形外科での診断
問診・可動域検査
痛みの部位や程度、いつから症状があるか、どのような動作で悪化するかなどを確認します。腕を上げる、後ろに回すなどの動作で、可動域がどの程度制限されているかを評価します。
圧痛部位の確認
肩のどの部分を押すと痛むかを確認し、炎症の場所を特定します。
画像検査
レントゲン検査で骨に異常がないかを確認します。当院ではエコーを活用した診断もおこなっており、関節や腱の状態をリアルタイムで確認することができます。腱板断裂や石灰沈着性腱板炎など、他の疾患との鑑別も重要です。
五十肩の治療
五十肩の治療は、症状の時期や程度に応じておこないます。
薬物療法
炎症が強い時期には、消炎鎮痛薬の内服や湿布で痛みを抑えます。痛みをコントロールすることで、日常生活の質を改善します。
注射療法
痛みが強い場合は、ヒアルロン酸注射やステロイド注射をおこなうことがあります。当院ではエコーガイド下で正確に注射をおこなっています。また、ハイドロリリースという治療もおこなっており、癒着した組織を剥がすことで痛みや可動域の改善が期待できます。
リハビリテーション
五十肩の治療において、リハビリテーションは非常に重要です。肩関節のストレッチや肩甲骨周囲の筋肉を活性化する運動をおこないます。ただし、炎症が強い時期に無理に動かすと悪化することがあるため、時期に応じた適切な運動が大切です。
生活指導
冷房対策や日常生活での注意点についてもアドバイスします。
冷房対策・五十肩予防のポイント
夏の冷房環境で五十肩を悪化させないために、次のポイントを心がけましょう。
肩を冷やさない
冷房の効いた部屋では、カーディガンやストールで肩を覆いましょう。直接冷風が当たる場所を避けることも大切です。
こまめに肩を動かす
デスクワーク中は、1時間に1回程度は肩を回したり、腕を伸ばしたりして血流を促進しましょう。
入浴で身体を温める
シャワーだけで済ませず、湯船に浸かって身体を温めることで、血流が改善されます。
適度な運動
ウォーキングなどの軽い運動を習慣にすることで、全身の血流が良くなり、肩の冷えを防ぐことができます。
夏の冷房で肩が冷えて重だるかったり、肩こりがつらかったりする方へ
肩が冷えて重だるかったり、肩こりがつらかったりする方は、五十肩の始まりを知らせる身体のサインかもしれません。夏の冷房による冷えは、筋肉や関節の血流を悪化させ、五十肩の発症や悪化につながることがあります。初期段階での受診とケアによって、肩の可動域を保ち、慢性化を防ぐことが期待できます。東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックでは、五十肩の診断から治療、リハビリテーションまで一貫しておこなっています。冷房の効いた環境で肩の違和感を感じたときは、どうぞお気軽にご相談ください。

