コラム

【院長ブログ】変形性膝関節症

2026.03.31

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減ることで炎症や変形が起こり、痛みや動かしにくさが生じる病気です。
膝は体重を支える重要な関節であるため、症状が進行すると歩行や日常生活に大きな影響を及ぼします。
特に中高年以降の女性に多くみられますが、男性や若い年代でも発症することがあります。

変形性膝関節症の主な症状

次のような症状がみられます。

• 膝の痛み(特に動き始め)
• 歩行時や階段の昇り降りでの痛み
• 膝の腫れ、水がたまる
• 正座やしゃがむ動作がつらい
• 膝が伸びきらない、曲げにくい
• 進行すると安静時や夜間にも痛みが出る

初期には、立ち上がりや歩き始めの痛みが特徴的です。

原因・発症メカニズム

変形性膝関節症は、膝関節への負担が長期間かかることで発症します。

• 加齢による軟骨のすり減り
• 体重増加による膝への負担
• O脚・X脚などのアライメント異常
• 過去のケガ(半月板損傷、靭帯損傷)
• 長年の立ち仕事や重労働

膝の軟骨がすり減ることで、骨同士が直接こすれ、炎症や痛みが生じます。
この状態が続くと、骨の変形(骨棘)が進行し、関節の動きが制限されます。

当院での変形性膝関節症の治療

当院では、保存療法(手術を行わない治療)を基本として、症状や進行度に応じた治療を行っています。

主な治療内容
消炎鎮痛薬(内服・外用)

痛みや炎症を抑えます。

ヒアルロン酸注射

関節の動きをなめらかにし、痛みを軽減します。

リハビリテーション

太ももの筋力強化や関節可動域の改善を行います。

物理療法(温熱療法など)

血流を改善し、痛みを和らげます。

生活指導・体重管理

膝への負担を減らす工夫を行います。

装具療法(サポーター・インソール)

膝関節の安定性を高めます。

症状が強く、日常生活に大きな支障がある場合は、専門医療機関と連携し手術治療を検討します。

早期治療が大切です

早期治療が大切です

変形性膝関節症は、早期に治療を開始することで進行を遅らせることが可能です。
「年齢のせい」「使いすぎ」と我慢していると、症状が悪化することがあります。

• 膝の痛みが続いている
• 階段や立ち上がりがつらい
• 膝の腫れが引かない

このような症状があれば、早めにご相談ください。
当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診療と分かりやすい説明を心がけています。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会
2026年春開院予定

内覧会開催4/24(金)4/25(土)