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関節リウマチの合併症について|整形外科クリニックがわかりやすく解説

2026.05.22
関節リウマチの合併症について|整形外科クリニックがわかりやすく解説

「関節リウマチは関節だけの病気?」
実は、関節リウマチは全身に影響を及ぼす病気であり、さまざまな“合併症”を引き起こすことがあります。

関節の痛みや腫れだけでなく、肺や血管、骨などにも影響することがあるため、早期診断・継続的な治療が非常に重要です。今回は、整形外科クリニックの視点から、関節リウマチで注意すべき合併症についてわかりやすく解説します。

関節リウマチとは?

関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起こる病気です。

主な症状:

• 手指の痛み
• 朝のこわばり
• 関節の腫れ
• 関節変形

進行すると関節だけでなく、全身に影響を及ぼすことがあります。

リウマチの主な合併症

1. 間質性肺炎

リウマチ患者さんで注意が必要な代表的合併症です。
肺に炎症や線維化が起こります。

症状:

• 息切れ
• 咳
• 呼吸苦

初期は自覚症状が少ないこともあり、定期的な検査が重要です。

2. 骨粗しょう症

慢性的な炎症やステロイド治療の影響で骨が弱くなります。

特徴:

• 骨折しやすい
• 背中や腰の痛み
• 身長低下

特に高齢者では注意が必要です。

4. 頚椎病変

リウマチによって首の関節に炎症が起こることがあります。

症状:

• 首の痛み
• 手足のしびれ
• 歩行障害

重症化すると神経症状を伴う場合があります。

5. 心血管疾患

慢性的な炎症により、動脈硬化が進みやすくなります。

その結果、

• 心筋梗塞
• 脳梗塞

などのリスクが高まることが知られています。

合併症を防ぐために大切なこと

定期的な通院・検査

リウマチは長期的な管理が重要です。

当院では、

• 血液検査
• レントゲン検査
• 骨密度検査
• CT・MRI(必要時、連携医療機関をご紹介)

などを行い、病状や合併症の有無を確認します。

治療を継続すること

近年は治療薬の進歩により、早期から適切な治療を行うことで関節破壊や合併症リスクを抑えられるようになっています。
自己判断で治療を中断しないことが大切です。

日常生活で気をつけるポイント

• 感染予防を心がける
• バランスの良い食事
• 適度な運動
• 禁煙
• 骨粗しょう症対策
• 無理をしすぎない

全身管理が重要になります。

まとめ

まとめ

関節リウマチは、関節だけでなく全身に影響を及ぼす病気です。
合併症を早期に発見し、適切に管理することで、生活の質を維持しやすくなります。
「関節の痛みが続く」「朝のこわばりがある」「リウマチが心配」という方は、お早めに当院へご相談ください。
早期診断・継続治療が、将来の合併症予防につながります。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会

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TEL072-973-8512