東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックは、整形外科専門医が、診断から治療、リハビリテーションまで一貫してサポートしています。
• 肩が痛くて夜眠れない
• 腕が上がらなくて日常生活に支障が出ている
• 自然に治ると聞いたけど、1年も我慢するのはつらい
こうしたお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、四十肩・五十肩に対する注射の効果や種類についてくわしくご説明します。
四十肩・五十肩とは
一般的に四十肩・五十肩と呼ばれますが、医学的には肩関節周囲炎という疾患です。肩の関節を形作る膜でできた袋(関節包)に炎症が起き、その後に癒着が発生して関節包が肥厚することで、肩が硬くなり動かしにくくなります。
五十肩は半年から1年ほどで自然回復するとされていますが、実際には痛みで眠れない、肩が上がらないなど、日常生活に大きな支障をきたします。自然回復を待つのはつらいという声も多く聞かれます。
四十肩・五十肩の進行
四十肩・五十肩は段階的に症状が変化する特徴があります。
疼痛期(炎症期)
初期の段階は痛みが目立ちます。じっとしていても肩がズキズキ痛む、夜間になると痛みが強くなるなどの特徴があります。睡眠不足になるなど、非常につらい時期です。個人差がありますが、2〜9ヶ月続くことが一般的です。
拘縮期
痛みは徐々に引いてきますが、肩の動きの制限が残ります。頭の上に腕を伸ばす、エプロンのひもをしめる、背中を洗うなどの動作が困難になります。4〜12ヶ月間続きます。
回復期
徐々に肩の動きが改善してきます。早くても5ヶ月、長いと2年かかることもあります。
注射の種類
ステロイド注射
ステロイドという炎症を抑える薬を関節内に注射することで、痛みの改善や可動域の改善を図ります。当院ではエコー画像を見ながら、確実に良い部位に注入します。
注射で効果が出る方は早期に痛みが改善します。ただし、ステロイド注射は年間で投与できる目安の量があり、繰り返し投与すると腱や靱帯を萎縮・断裂させる可能性があるため、頻回の投与はおすすめしません。病気になって間もない時期に強い痛みを緩和するための一時的な手段として用いられることが多いです。
ヒアルロン酸注射
体の中に元から存在するヒアルロン酸と同じ成分の薬を使用した治療です。粘り気や弾力性を持ったヒアルロン酸を肩関節へ注入することで、痛みの緩和や関節の滑りが良くなるといった効果が期待できます。整形外科で広く取り入れられている一般的な保存療法のひとつです。
神経ブロック注射
肩や上肢の痛みがある部位に局所麻酔薬を注射することにより、痛みの悪循環を改善します。比較的浅い神経に注射するため、気軽に受けていただくことが可能です。
ハイドロリリース
当院では、ハイドロリリース治療にもご対応しています。
生理食塩水や局所麻酔薬などを用いて、癒着している肩関節周囲の組織を剥がす治療法です。エコーを見ながら注入することで、痛みや可動域の改善効果があることがわかっています。
ヒアルロン酸は体内に吸収されるため作用期間が限られ、ステロイド注射は長期使用で副作用の懸念があります。
当院では副作用の心配が少ないハイドロリリース注射をおすすめしています。
当院が注射治療をおすすめする理由
四十肩・五十肩の治療には、各種の注射が積極的に検討されます。注射には次のようなメリットがあります。
体への負担が少ない
切開が必要なく、治療時間も短いのが特徴です。
痛みの緩和
関節内に直接薬剤を注入することで、効果的に痛みを緩和できます。
炎症抑制効果
炎症を抑える薬剤を用いることで、痛みや熱感の軽減が期待できます。
注射とリハビリテーションの併用
注射治療は運動療法(筋力トレーニングやストレッチ)との併用が大切です。注射で痛みを軽減した上で、リハビリテーションをおこなうことで、肩の動きの改善により効果的が期待できます。
症状の時期や程度に合わせて適切な治療を選択することが重要です
四十肩・五十肩に対する注射には、ステロイド注射、ヒアルロン酸注射、神経ブロック注射、ハイドロリリースなどがあり、それぞれ特徴が異なります。東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックでは、エコーを活用した精密な注射治療とリハビリテーションで、四十肩・五十肩の改善をサポートしています。肩の痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

