東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックは、整形外科専門医が、診断から治療、リハビリテーションまで一貫してサポートしています。
- ぎっくり腰になってロキソニンを飲んだのに、なかなか痛みが治まらない
- 薬が効いている気がしない
こうしたお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ロキソニンが効かないぎっくり腰の原因と対処法、おすすめのストレッチについてご説明します。
なぜロキソニンが効かないことがあるのでしょうか
ロキソニンは炎症を抑えることで痛みを軽減する消炎鎮痛剤です。
しかし、ぎっくり腰の痛みの原因がすべて炎症によるものとは限りません。
炎症以外の原因
筋肉の過度な緊張やこわばり、神経の圧迫、関節のずれなどが痛みの原因である場合、炎症を抑えるロキソニンでは十分な効果が得られないことがあります。
個人差や薬剤耐性
同じ薬でも効き方には個人差があります。また、普段からロキソニンを頻繁に服用している方は、薬剤耐性ができている可能性もあります。
痛みの種類の違い
ぎっくり腰には、筋肉や靭帯の損傷によるもの、椎間関節の障害によるもの、椎間板の問題によるものなど、さまざまなタイプがあります。タイプによっては、消炎鎮痛剤だけでは対処しきれないことがあります。
ロキソニンが効かないときの対処法
医療機関を受診する
ロキソニンを服用しても痛みが改善しない場合は、お早めに整形外科を受診することをおすすめします。特に次のような症状がある場合は、神経の圧迫や他の疾患が隠れている可能性があります。
- 足にしびれや痛みがある
- 排尿・排便に問題がある
- 安静にしていても痛みが強い
- 発熱を伴う
医療機関では、痛みの原因を正確に診断し、ブロック注射や他の薬剤、リハビリテーションなど、適切な治療を受けることができます。
温める・冷やすの使い分け
発症直後で炎症が強い時期(1〜2日目)は、患部を冷やすことで炎症を抑える効果があります。その後、炎症が落ち着いてきたら、温めることで血行を促進し、筋肉のこわばりを和らげます。
自宅でできるストレッチ
痛みが少し落ち着いてきたら、無理のない範囲でストレッチを取り入れることで、回復を促すことができます。
膝抱えストレッチ
仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せます。腰が心地よく伸びる位置で20〜30秒キープします。このストレッチは腰椎の可動域を回復させ、神経への圧迫を和らげる効果があります。
腹式呼吸
仰向けになり、鼻から息を吸ってお腹を膨らませます(3秒間)。次に口から息を吐きながらお腹に力を入れます(6秒間)。腹横筋を鍛えることで、腰を支える力が強くなります。
膝付きフロントブリッジ
腕と膝を床につけ、お腹を持ち上げて身体を一直線にキープします。初めは10秒程度からでも構いません。徐々に時間を延ばしていきましょう。体幹を安定させることで、腰への負担を軽減できます。
ストレッチには即効性はありませんが、継続することで痛みの根本原因に働きかけ、再発を防止する効果が期待できます。
ロキソニンが効かないときのNG行動
無理に動く・重い物を持つ
ロキソニンを服用して一時的に痛みが軽減していると、治ったと誤解しやすくなります。しかし、痛みがマスクされているだけで、組織の回復はまだ進んでいない可能性があります。
特に避けたい動作
- ベッドから勢いよく起き上がる
- 床にあるものを膝を曲げずに持ち上げる
- 片手だけで重いバッグを持つ
- 長時間同じ姿勢を続ける
これらの動作は腰に強い負荷をかけ、症状を悪化させる原因となります。
過度な安静
ぎっくり腰は安静が一番と考えて、ベッドに寝たきりの状態が長引くと、筋力低下や血行不良を招き、かえって回復を遅らせることがあります。特に2日以上まったく動かない状態が続くと、体幹の安定性が低下し、再発しやすい状態になります。
発症から1〜2日は痛みが強ければ安静にし、それ以降は無理のない範囲で軽いストレッチや日常動作を再開することが大切です。
ロキソニンが効かないからといって、すぐに不安になる必要はありません
痛みの原因が炎症以外にある場合や、個人差によって薬が十分に機能しないことはあります。重要なのは、自分のぎっくり腰のタイプを見極め、薬以外の適切な対処法を取り入れることです。東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックでは、ぎっくり腰の原因を正確に診断し、患者さま一人ひとりに合った治療をおこなっています。痛みが長引く場合や、足のしびれなどの症状がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

