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なかなか五十肩が治らない理由は何?長期間続く痛みの原因について

2026.08.12

東大阪市石切にある山田整形外科・リウマチクリニックは、手の外科とリウマチ治療を専門とするクリニックです。エコーを活用した精密診断と、整形外科専門医によるチーム医療で、患者さまの痛みに寄り添います。五十肩でなかなか痛みが治まらなかったり、夜中に肩が痛んで目が覚めたりするなどのお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、五十肩がなかなか治らない理由と、長期間続く痛みの原因についてくわしくご説明します。

五十肩とは

五十肩は俗称で、正しくは凍結肩や肩関節周囲炎と呼ばれています。肩の周りに炎症が起きて、関節の痛みや動きが悪くなることを総じて五十肩といいます。数日で治るものから、肩がガチガチに硬くなって動かしにくくなる場合もあります。

中には腱板断裂といった腱の損傷が原因だったり、石灰がたまっていたりすることもあります。

五十肩の主な症状

五十肩の症状は、肩周囲の痛みと肩関節の運動制限です。

運動制限

• 高いところに手が届かない
• 服の着替えが辛い
• 洗髪がやりにくい
• 反対側の脇に手が届かない など

日常生活の何気ない動作が困難になります。

痛みは3つのタイプに分類
安静時痛

椅子に座っているときやじっとしているときでも、何もしていないのに肩が痛みます。

動作時痛

• 棚の上に手を伸ばす
• バンザイをする
• ズボンにベルトを通す など

肩を動かした時に痛みが走ります。

夜間時痛

• 肩が痛くて寝付けない
• 夜中に痛みで目が覚めてしまう

五十肩がなかなか治らない2つの理由

五十肩は放っておいても治ると言われ、医療機関を受診しない方も多いです。確かに、炎症が素早く収まれば自然に治ることもあります。しかし、実際は放っておくと炎症は長引き、いつまでも痛みが続く傾向にあります。

その1

肩関節は日常生活で最もよく使う部位である腕と連結しているからです。腕を使う限り、肩関節への負担は避けられません。炎症が起きているときに痛みを我慢しながら腕と肩を動かし続けていると、炎症はいつまでも完治せず、長い場合は何年も続くこともあります。

その2

日常生活の中で痛みがある肩関節を無理やり動かさなければならない場面が多いことです。お風呂で頭を洗う時、車で運転席から後席に手を伸ばす時など、日常のさまざまな場面で痛みが生じ、その都度炎症が悪化してしまいます。

五十肩の経過と時期別の対処法

五十肩には急性期、慢性期、回復期の3つの時期があります。

急性期(発症から約2週間)

違和感や激しい痛みと共に可動域が急速に低下する時期です。運動時だけでなく安静時にも痛みが生じ、就寝時に寝返りで目が覚めてしまうこともあります。この時期は炎症を改善させることが最優先です。無理をせず適切に安静にし、薬物療法で早期に炎症と痛みを軽減させることが大切です。

慢性期(急性期後、約半年)

痛みは和らいできますが、肩関節の可動域が低下したままの時期です。炎症が軽減しているため、少しずつ運動をおこない、拘縮の悪化予防と改善を図ります。

回復期(発症から約1年以降)

痛みはほとんどなくなり、徐々に肩も動くようになります。しかし、この時期にあまり動かさないでいると、筋力が低下し可動域が狭まったままになります。積極的に可動域改善のためのストレッチや筋力強化などの運動療法をおこなうことが重要です。

早期受診が大切な理由

五十肩には、その進行の時期に応じた適切な治療方法の判断と選択が早期回復に重要です。医療機関で専門家に診断してもらうことで、その時期を適切に見定めることができます。しかし、患者さまご本人がそれを見極めることは難しく、放っておくと治療のタイミングを誤ってしまいかねません。

医療機関で診断し、時期に応じた治療をおこない、炎症をできるだけ早く収める処置をすることで、その後の後遺症(肩関節の可動域制限)を少なくすることができます。放っておくと、炎症が治るまでに長期間を要し、痛みを長引かせてしまいます。

五十肩がなかなか治らないのには理由があります

五十肩がなかなか治らない理由は、日常生活で肩を使わざるを得ないため炎症が長引きやすいこと、そして時期に応じた適切な治療をおこなわないことにあります。五十肩は自然に治らないものと考えていただき、お早めに医療機関を受診することが大切です。東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックでは、エコーを活用した精密診断で五十肩の状態を正確に把握し、時期に応じた適切な治療とリハビリテーションをおこなっています。肩の痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会

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