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【院長ブログ】ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

2026.03.05

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)とは、手首の親指側にある腱と腱鞘に炎症が起こる狭窄性腱鞘炎です。
親指を動かしたときや手首をひねったときに痛みが出るのが特徴で、スマートフォンの操作や家事、育児などで手をよく使う方に多くみられます。

特に産後の女性や更年期の女性に起こりやすい病気です。

ドケルバン病の主な症状

次のような症状がみられます。

• 手首の親指側の痛み・腫れ
• 親指を動かすと手首が痛む
• 物をつかむ、持ち上げる動作がつらい
• ペットボトルのふたを開けにくい
• 親指側の手首を押すと強い痛みがある

親指を握って手首を小指側に曲げると痛みが強くなるのも、ドケルバン病の特徴です。

原因・発症メカニズム

ドケルバン病は、親指を動かす腱の使いすぎが主な原因と考えられています。

• 家事・育児・仕事での反復動作
• スマートフォンやパソコン操作
• ホルモンバランスの変化(妊娠・出産・更年期)
• 手首への過度な負担

親指を動かす2本の腱が通るトンネル状の腱鞘が狭くなり、
腱の動きが悪くなることで炎症と痛みが生じます。

当院でのドケルバン病の治療

当院では、保存療法(手術を行わない治療)を基本として治療を行っています。

主な治療内容
安静・生活指導

親指や手首への負担を減らす使い方をアドバイスします。

消炎鎮痛薬(内服・外用)

痛みや炎症を抑えます。

装具療法(サポーター)

親指と手首を安定させ、炎症を抑えます。

注射治療(腱鞘内注射)

症状が強い場合に行い、高い効果が期待できます。

リハビリテーション

痛みの改善に合わせて、再発予防の運動指導を行います。

多くの方は、手術を行わずに症状の改善が期待できます。

こんな症状はご相談ください

こんな症状はご相談ください

• 手首の親指側が痛い
• 親指を動かすと手首まで痛む
• 産後から手首の痛みが続いている
• 家事や仕事に支障が出ている

ドケルバン病は、早期治療で改善しやすい病気です。
我慢せず、痛みを感じたら早めにご相談ください。

東大阪市の山田整形外科・リウマチクリニックでは、患者さんの生活背景に合わせた治療を心がけています。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会
2026年春開院予定

内覧会開催4/24(金)4/25(土)