
-
執筆者
- 山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司
-
資格
-
- 日本整形外科学会 整形外科専門医
- 日本リウマチ学会 リウマチ専門医
-
所属学会
-
- 日本整形外科学会
- 日本リウマチ学会

スポーツによって起こりやすい障害や外傷は異なります。野球では肩や肘、サッカーでは膝、バスケットボールやバレーボールではジャンプ動作による膝の障害が多く見られます。特に小中学生の成長期は、急激に身長が伸び骨も大きく成長しますが、筋や腱などの軟部組織は骨に比べてゆっくりと成長するため、そのアンバランスが障害や外傷の原因になることがあります。
山田整形外科・リウマチクリニックでは、スポーツ別の障害・外傷を専門的に診断し、適切な治療をおこないます。これらの症状でお困りの方は、ぜひ当クリニックへご相談ください。
投球時のオーバーヘッドスローイング動作などにより、肩関節に負担がかかって発生する障害です。投球動作の繰り返しにより、肩の腱板や関節唇が損傷します。投球時や投球後に肩の痛みが現れ、進行すると球速の低下やコントロール不良を引き起こします。
投球動作によって起こる肘関節の障害を総称したものです。肘の外側・内側・後方の3部位に大別され、年齢によって損傷部位が異なるという特徴があります。
野球やバレーボール、体操など、腰を反らしたりひねったりする動作を繰り返すスポーツで発症しやすい障害です。成長期の骨は未完成なため、腰椎の一部(椎弓)に疲労骨折が起こり、分離してしまいます。腰痛が主な症状で、腰を反らすと痛みが強くなります。
若い世代に多く、内側の靭帯が骨についている部分が繰り返し引っ張られることで骨・軟骨が傷つきます。
肘の外側にある上腕骨と橈骨がぶつかり合うことで、骨が傷つき剥がれる障害です。初期症状がなく進行することがあり、注意が必要です。
小中学生に多い、膝のオーバーユースによる代表的な疾患です。ダッシュやキック動作、ジャンプ動作での膝の曲げ伸ばし時などによって、膝の下の骨(脛骨粗面)が強く引っ張られ、剥がれたり炎症を起こしたりして痛みが発生します。
成長期の子どもに多く、かかとの骨の成長軟骨部分に炎症が起こる障害です。サッカーやバスケットボール、陸上競技など、走る・ジャンプする動作を繰り返すスポーツで発症しやすくなります。かかとの痛みが特徴で、運動時や起床時に痛みが強くなります。
足の甲でキックする際に足関節の底背屈運動が強制され、足関節の骨同士が衝突して起きる障害です。足首の前方に痛みが生じ、繰り返すと骨棘(骨のとげ)が形成されることがあります。
テニスはボールを打つ時に手首をねじる動きを繰り返すため、肘や手首に強い負荷がかかります。それが原因で肘の外側から手首にかけて腱が炎症を起こし、テニス肘になります。物を掴んで持ち上げる、雑巾を絞る動作で痛みが現れます。
急な方向転換や着地の失敗などによって足首をひねり、関節の靭帯や軟骨、腱などが傷ついて痛みや腫れが起こります。バスケットボールでは非常に多い外傷です。
ジャンプと着地動作を繰り返すなど、膝関節の曲げ伸ばし動作を頻繁におこなうスポーツで起こりやすい症状です。特に10代の若い世代に多く見られます。膝のお皿(膝蓋骨)の下に痛みが生じます。
同じ場所に小さなストレスがかかり続けることで起こります。ランニングやジャンプなど、同じ動作を繰り返すことで発症します。
肘の内側にある「内側上顆」と呼ばれる部位に過度な負担がかかり、炎症を起こして痛みが生じます。症状は、手首を曲げる・ひねるなどの動作によって、肘や前腕の内側が痛むことが特徴です。
足関節を安定させる役割を担っている靭帯が、強い衝撃や大きな負担によって損傷してしまう症状です。素早い動きや急な方向転換で発症しやすくなります。
ジャンプ、踏み込みなどの動作によって、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急激に収縮した時や、着地をして急に筋肉が伸ばされたりした時に起こります。「ふくらはぎを蹴られた感じ」「ブチッという音」が特徴です。
ジャンプと着地動作を繰り返すなど、膝関節の曲げ伸ばし動作を頻繁におこなうスポーツで起こりやすい症状です。特に10代の若い世代に多く見られます。
小中学生に多い、膝のオーバーユースによる代表的な疾患です。ダッシュやキック動作、ジャンプ動作での膝の曲げ伸ばし時などによって、膝の下の骨(脛骨粗面)が強く引っ張られ、剥がれたり炎症を起こしたりして痛みが発生します。
肉離れとは筋肉が断裂することを指します。太ももやふくらはぎに起こることが多く、ダッシュや段差の駆け上がりなど、瞬間的に筋肉が収縮した時に起こります。
同じ場所に小さなストレスがかかり続けることで起こります。ランニングやジャンプなど、同じ動作を繰り返すスポーツ選手によくみられる症状です。すねの骨(脛骨、腓骨)、足の骨(中足骨)などに発症します。
前腕や下腿の骨折・打撲・肉離れなどのケガの後で、極度の腫れによって手足の痛み、しびれ、手足の血行阻害などが起こる病気です。激しい痛みや腫れ、しびれなどが特徴で、緊急の処置が必要な場合があります。
スポーツ障害・外傷の検査方法や治療方法については、
スポーツ障害を予防するためには、日頃からのケアが大切です。ただし、すでに痛みがある場合は、自己判断でトレーニングを続けると症状を悪化させる恐れがあります。必ず医師に相談のうえ、適切な方法でおこなうようにしましょう。
運動前には必ずウォーミングアップをおこない、筋肉や関節を温めてから本格的な運動を始めましょう。
運動後はクールダウンをおこない、筋肉の疲労を軽減します。
柔軟性を保つために、運動前後のストレッチを習慣化しましょう。
特にアキレス腱、ハムストリングス、
大腿四頭筋のストレッチが重要です。
適切な筋力を維持することで、関節への負担を軽減し怪我の予防につながります。
練習のしすぎは、オーバーユースによる障害を引き起こします。適度な休息を取り、疲労を蓄積させないようにしましょう。
特に成長期のお子さまは、
痛みがなくても定期的に
休養日を設けることが大切です。
間違ったフォームでの動作は、特定の部位に負担をかけ、障害を引き起こします。コーチや専門家の指導を受け、正しいフォームを身につけましょう。
必要に応じて、テーピングやサポーターを使用し、関節や筋肉を保護しましょう。
自分の身体に合ったシューズや用具を使用しましょう。サイズの合わない靴や古くなった靴は、怪我の原因となります。
運動後のアイシングは、炎症や痛みを軽減する効果があります。特に投球後や激しい運動後には有効です。
スポーツによって起こりやすい障害や外傷は異なります。当クリニックは、東大阪市でスポーツ別の障害・外傷を専門的に診断し、超音波検査などを用いて靭帯、腱、筋肉の状態をくわしく評価します。そのうえで、診断結果に基づいた適切な治療とリハビリテーションをおこない、できるだけ早く競技復帰できるようサポートいたします。特に成長期のスポーツ障害は早期発見・早期治療が重要です。痛みを我慢して続けると、成長に影響が出たり、将来的に後遺症が残ったりすることがあります。スポーツによる痛みでお悩みの方、競技復帰を目指している方、怪我の予防方法を知りたい方は、お気軽にご相談ください。
スポーツ整形