手の痛み

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このようなお悩みはありませんか?

  • 指が引っかかって伸ばしにくい
  • 指の曲げ伸ばしで痛む
  • 手首の親指側が痛い
  • 指の第一関節が腫れて痛い
  • 指の関節が変形してきた
  • 親指のつけ根が痛い
  • 手首や指にしこりができた
  • ドアノブを回すと痛い
  • 物をつかむと手首が痛い
  • 指がしびれる
  • 手の指が曲がったまま伸びない
  • 転んで手をついてから手首が痛い
  • ペットボトルのふたが開けられない

手や指は日常生活で最も使う部位であり、痛みや違和感があると生活の質が大きく低下します。ボタンをかける、箸を持つ、ペンで字を書くなど、細かい作業から力仕事まで、手や指の機能は私たちの生活に欠かせません。
山田整形外科・リウマチクリニックでは、エコー(超音波検査)を用いた精密な診断をおこない、適切な治療をご提供します。手や指の痛み、違和感、しびれ、変形などでお困りの方は、ぜひ当クリニックへご相談ください。

手・指の構造について

手・指の構造について

手は、手根骨8個、中手骨5個、指の骨(指節骨)14個の合計27個の骨で構成されています。これらの骨を多くの関節、腱、靭帯、神経が複雑に組み合わさって支えており、細かい作業から力仕事まで、さまざまな動作を可能にしています。
手首(手関節)は、前腕の橈骨・尺骨と手根骨によって構成され、手を曲げたり伸ばしたり、回したりする動きを担っています。手根骨の間には手根管と呼ばれるトンネルがあり、ここを正中神経が通っています。
指の動きは、前腕から伸びる腱によってコントロールされています。指を曲げる屈筋腱と、伸ばす伸筋腱があり、これらの腱は腱鞘と呼ばれるトンネル状の組織の中を滑るように動きます。

手・指の痛みを引き起こす主な疾患

ばね指(弾発指)

指の曲げ伸ばしの際に引っかかりやばねのような現象が起こります。朝起きた時に特に症状が強く、無理に伸ばそうとすると痛みを伴います。進行すると指が曲がったまま伸びなくなることもあります。指を曲げる腱を覆う腱鞘が炎症を起こして厚くなり、腱がスムーズに動かなくなることが原因です。

ヘバーデン結節

指の第一関節(DIP関節)が腫れて痛み、徐々に変形してきます。赤く腫れることもあり、水ぶくれのようなもの(ミューカスシスト)ができることもあります。物をつかむ動作や、指を使う細かい作業が困難になります。加齢による関節軟骨の変性が主な原因で、40歳代以降の女性に多く見られます。

母指CM関節症

親指のつけ根(CM関節)が痛み、物をつかむ、ビンのふたを開ける、ドアノブを回すなどの動作が困難になります。進行すると親指のつけ根が突出して変形します。加齢による関節軟骨の摩耗が原因で、特に50歳以降の女性に多く見られます。

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

手首の親指側が痛み、腫れます。親指を動かす、手首を小指側に曲げると痛みが増します。親指を伸ばす腱を覆う腱鞘が炎症を起こして厚くなることが原因です。妊娠・出産期や更年期の女性、手をよく使う職業の方に多く見られます。

手根管症候群

親指から薬指の親指側半分にかけてのしびれや痛みが特徴です。夜間や明け方に症状が強くなることが多く、手を振ると楽になります。進行すると親指のつけ根の筋肉が痩せてきて、物をつまむ動作が困難になります。手首の手根管という部分で正中神経が圧迫されることが原因です。

ガングリオン

手首や指の関節付近にできる柔らかいしこりです。通常では痛みはありませんが、大きくなると神経を圧迫して痛みやしびれが出ることがあります。関節包や腱鞘からゼリー状の内容物が漏れ出て袋状になったもので、若い女性に多く見られます。

マレット変形(槌指)

指の第一関節が曲がったまま自分で伸ばせなくなります。突き指などの外傷で、指を伸ばす腱が切れたり、腱の付着部が骨折したりすることが原因です。スポーツ時の受傷が多く、特にバレーボールやバスケットボールなどで起こりやすい外傷です。

指の屈筋腱損傷

指を曲げることができなくなります。外傷により指を曲げる腱が切れることが原因です。包丁やカッターなどで指を切った際に起こることが多く、早期の治療が重要です。

強剛母指

乳幼児の親指が曲がったまま伸びない状態です。親指の屈筋腱の腱鞘が先天的に狭いことが原因で、親指のつけ根にしこりを触れることもあります。自然に治ることもありますが、2歳を過ぎても改善しない場合は治療が必要になることがあります。

爪周囲炎

爪の周囲が赤く腫れて痛み、膿が出ることもあります。細菌感染が原因で、深爪、巻き爪、外傷などがきっかけとなります。糖尿病患者さまでは重症化しやすいため、早めの治療が重要です。

デュピュイトラン拘縮

手のひらにしこりやひきつれができ、徐々に指が曲がって伸ばせなくなります。薬指や小指に多く見られます。手のひらの腱膜が肥厚し、収縮することが原因で、50歳以上の男性、糖尿病患者さまに多く見られます。

橈骨遠位端骨折(コレス骨折・スミス骨折)

転倒して手をついた後、手首が痛み、腫れます。変形が目立つこともあります。手をついて転倒した際に、前腕の橈骨という骨が手首の近くで折れる骨折です。高齢者、特に骨粗しょう症のある女性に多く見られます。

舟状骨骨折

転倒して手をついた後、手首の親指側が痛みます。腫れは目立たないことが多く、見逃されやすい骨折です。手をついて転倒した際に、手根骨のひとつである舟状骨が骨折します。

キーンベック病(月状骨軟化症)

手首の痛みと腫れ、手首の動きの制限が徐々に進行します。手根骨のひとつである月状骨への血流が悪くなり、骨が壊死する疾患です。20~40歳代の男性に多く見られます。

正中神経麻痺

親指、人差し指、中指のしびれ、親指のつけ根の筋肉の萎縮、物をつまむ動作の困難などが見られます。前腕や手首にある正中神経の圧迫や損傷が原因です。手根管症候群が代表的な原因疾患です。

尺骨神経麻痺

薬指の小指側半分と小指のしびれ、手の筋肉の萎縮、指を開いたり閉じたりする動作の困難などが見られます。肘や手首の尺骨神経の圧迫や損傷が原因です。肘部管症候群が代表的な原因疾患です。

橈骨神経麻痺

手首や指を伸ばすことができなくなります(下垂手)。手の甲のしびれが見られることもあります。上腕や前腕の橈骨神経の圧迫や損傷が原因です。腕枕で寝た後に起こることもあり、「土曜日の夜の麻痺」とも呼ばれます。

当クリニックでおこなう主な検査

問診・診察

いつから、どこが、どのように痛いかをくわしくお聞きします。手や指の変形、腫れ、しこりの有無を確認し、関節の動きや筋力、感覚を検査します。ばね指の場合は弾発現象の有無を、神経麻痺の場合は筋力や感覚の低下を確認します。

レントゲン検査

骨折、変形、関節の隙間の狭小化、骨棘の形成などを確認します。ヘバーデン結節、母指CM関節症、橈骨遠位端骨折などの診断に有用です。

超音波検査(エコー)

腱、靭帯、神経、血管などの軟部組織をくわしく観察します。

当クリニックではエコーを積極的に活用し、
レントゲンでは見えない病変を発見します。

特に、ばね指の腱鞘の肥厚、手根管症候群の正中神経の腫れ、ガングリオンの内容物、舟状骨骨折のような見逃されやすい骨折など、エコーで正確に診断できます。

血液検査

リウマチなどの炎症性疾患が疑われる場合におこないます。朝のこわばりや複数の関節の腫れがある場合は、リウマチの可能性を考えて検査します。

その他の検査

レントゲンやエコーでは判別できないくわしい状態を調べる必要がある場合は、MRI検査やCT検査がおこなえる連携医療機関をご紹介いたします。検査結果をもとに、当クリニックにてしっかりと診断・治療をおこないますのでご安心ください。

手・指の痛みの治療方法

薬物療法

痛みや炎症を抑えるための消炎鎮痛薬や湿布を処方します。神経障害性疼痛に対してはビタミンB12などを使用します。

注射療法

痛みが強い場合には、ステロイド注射、ヒアルロン酸注射、ハイドロリリース注射などをおこないます。当クリニックではエコーを見ながら正確に注射をおこないます。
ガングリオンに対しては、注射で内容物を吸引します。

動注療法(自費診療)

ヘバーデン結節など、保存療法で改善しにくい手指の痛みに対して、動注療法(動脈注射療法)をおこなっています。末梢神経周囲の血管に薬剤を注入することで、炎症を抑え、痛みを軽減する治療法です。エコーを用いて正確に血管を確認しながらおこないます。
この治療は自費診療となります。くわしくは診察時にご相談ください。

リハビリテーション

手のリハビリテーションに精通した作業療法士が、手指の機能回復を目指したリハビリテーションをおこないます。
ばね指術後のリハビリテーション、手根管症候群の保存療法、骨折後の関節可動域訓練、筋力強化など、患者さまの状態に合わせたリハビリテーションをご提供します。

装具療法

症状に応じて、装具やテーピングで固定します。手根管症候群では夜間に手首を固定する装具を使用し、ヘバーデン結節やマレット変形では指を固定する装具を使用します。

手術療法

保存的治療で十分な効果が得られない場合や、より高度な治療が必要と判断した際には手術をおこないます。

当クリニックでおこなうばね指の日帰り手術

わずか2mmの切開で、エコーを見ながら5~10分で手術が終わります。局所麻酔なので手術中の痛みはほとんどなく、その日のうちに帰宅できます。術後は包帯だけで固定はせず、翌日からシャワーも可能です。術後のリハビリテーションもしっかりサポートします。

連携病院でおこなう手術について

より専門的な手術が必要な場合は、患者さまのご希望をお聞きしながら、それを得意としている専門医をご紹介いたします。手術後のリハビリテーションは当クリニックでしっかりサポートします。

手・指の痛みでお悩みの方へ

手・指の痛みでお悩みの方へ

手や指は日常生活で最も使う部位であり、痛みや機能障害があると生活の質が大きく低下します。「そのうち良くなるだろう」と我慢せず、お早めにご相談ください。
当クリニックでは、手の外科を専門とする整形外科専門医が、エコーを用いた精密な診断をおこない、保存療法から手術療法まで幅広く対応しています。
また、手のリハビリテーションに精通した作業療法士が、手術後や保存療法中のリハビリテーションをしっかりとサポートいたします。
手や指の痛み、違和感、しびれ、変形などでお困りの方は、東大阪市の山田整形外科・リウマチクリニックへお気軽にご相談ください。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会
2026年春開院予定

内覧会開催4/24(金)4/25(土)