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登山の後に膝のお皿が痛い…その痛みは膝蓋大腿関節症かもしれません|原因と対処法

0202.02.06

東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックは、整形外科専門医が、診断から治療、リハビリテーションまで一貫してサポートしています。

• 登山から帰ってきたら膝の前側がズキズキする
• ウォーキング後に膝のお皿のあたりが重だるい
• 階段を下りるときに膝が痛む

こうした症状でお悩みの方は、膝蓋大腿関節症の可能性があります。今回は、膝蓋大腿関節症の原因と対処法についてくわしくご説明します。

膝蓋大腿関節症とは

膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)とは、膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間の軟骨がすり減り、炎症や痛みを起こす疾患です。
膝関節は曲げ伸ばしのたびに膝蓋骨と大腿骨が接触します。この接触面の軟骨が摩耗すると、摩擦が生じて炎症を起こし、膝の前面に痛みが出ます。特に階段の下りや坂道の下り動作、長時間の歩行で症状が悪化しやすいのが特徴です。

なぜ登山やウォーキングで痛くなるのでしょうか

登山やウォーキングを楽しむ方の中には、活動後に膝の痛みを感じる方が少なくありません。なぜこれらの活動で膝蓋大腿関節症の症状が出やすいのでしょうか。

下り動作の負担

登山で特に膝に負担がかかるのは、実は登りよりも下りです。下り動作では膝を曲げたまま体重を支える必要があり、膝蓋大腿関節に大きな負担がかかります。研究によると、階段を下りる際には体重の3〜4倍の負荷が膝にかかるとも言われています。

筋肉の疲労

長時間の歩行により、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が疲労すると、膝へのサポート力が低下します。筋肉が膝を十分に支えられなくなると、膝蓋大腿関節への負担が増加します。

靴や地面の影響

トレッキングシューズの硬さや、でこぼこした地面での歩行も膝への負担に影響することがあります。クッション性が不足していると、衝撃が膝に伝わりやすくなります。

このような症状がみられるときは、一度山田整形外科・リウマチクリニックまでご相談ください

• 登山やウォーキング後に膝のお皿周辺がズキズキと痛む
• 階段や下り坂で膝の前がつっぱる、痛む
• 膝を曲げた状態から立ち上がるときに違和感がある
• 長時間座った後に立ち上がると膝が痛い
• 膝の周囲に腫れぼったさや熱感が出ることがある
• 痛む側の足に体重をかけるのがつらくなる

登山や運動のあとだけ痛むからと、そのままにしてしまう方も多いかもしれません。しかし、放置すると症状が慢性化してしまうこともありますので、お早めに整形外科を受診することをおすすめします。

整形外科での診断

問診・視診・触診

痛みの部位や程度、いつから症状があるか、どのような動作で悪化するかなどを確認します。膝のお皿を押したり動かしたりして、痛みの出方を評価します。

画像検査

X線検査で膝蓋骨と大腿骨のすき間や骨の状態を確認します。軟骨の摩耗状態を詳しく調べる場合は、MRI検査をおこなうこともあります。

当院ではエコーを活用した診断もおこなっており、膝関節の状態をリアルタイムで確認し、早期治療を心がけています。

膝蓋大腿関節症の治療

膝蓋大腿関節症の治療は、まず保存療法からおこないます。

薬物療法

消炎鎮痛薬や湿布で炎症と痛みを抑えます。痛みが強い場合や、薬物療法で改善が見られない場合は、関節内にヒアルロン酸を注射することもあります。ヒアルロン酸は関節の潤滑をよくし、軟骨を保護する効果があります。

リハビリテーション

膝蓋大腿関節症の治療において、リハビリテーションは非常に重要です。

大腿四頭筋のトレーニング

太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで、膝のサポート力を高め、膝蓋大腿関節への負担を軽減します。

ストレッチ

太ももの前側や裏側、ふくらはぎの柔軟性を高めることで、膝への負担を分散させます。

歩行指導

歩幅や姿勢の改善、正しい歩き方の指導をおこないます。特に下り坂や階段での身体の使い方を見直すことで、膝への負担を減らすことができます。

手術療法

保存療法で症状が改善しない場合や、軟骨の摩耗が進行している場合は、関節鏡手術や人工関節置換術などの手術療法を検討することもあります。手術が必要な場合は、専門の医療機関をご紹介します。

登山やウォーキングを続けるために

膝蓋大腿関節症があっても、適切なケアをおこなえば登山やウォーキングを無理なく続けることができます。

準備運動とストレッチ

運動前にしっかりと準備運動をおこない、太ももや膝周囲の筋肉をほぐしましょう。運動後のクールダウンも大切です。

サポーターやインソールの活用

膝用サポーターやインソールを使用することで、膝への負担を軽減できます。自分に合ったものを選ぶことが重要なので、整形外科で相談することをおすすめします。

無理のないペース

下り坂ではゆっくりと歩き、膝への衝撃を和らげましょう。トレッキングポールを使用することで、膝への負担を分散させることもできます。

筋力維持

日常的に大腿四頭筋のトレーニングを続け、膝を支える筋力を維持しましょう。

登山やウォーキング後の膝のお皿周辺の痛みにお悩みのかたへ

登山やウォーキング後の膝のお皿周辺の痛みは、膝蓋大腿関節症の可能性があります。膝蓋大腿関節症は初期からのケアで、登山やウォーキングを無理なく続けられる膝を保つことが可能です。気になる症状がみられるときには、お早めに整形外科で評価と適切な指導を受けましょう。東大阪市石切の山田整形外科・リウマチクリニックでは、膝蓋大腿関節症の診断から治療、リハビリテーションまで一貫しておこなっています。膝の痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会

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TEL072-973-8512