コラム

【院長ブログ】外反母趾

2026.02.25

外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指が小指側に曲がり、付け根の関節が外側に突出する変形のことをいいます。

突出した部分が靴に当たることで痛みや炎症が起こり、歩行に支障をきたすこともあります。

特に女性に多く、進行すると見た目の変形だけでなく、足全体のバランスにも影響を及ぼします。

外反母趾の主な症状

次のような症状がみられます。

• 親指の付け根の腫れ・痛み
• 突出部が靴に当たって赤くなる、靴ずれができる
• 長時間歩くと痛みが強くなる
• 親指が人差し指の下にもぐり込む
• 足の裏にタコ・ウオノメができやすい

初期には痛みが少ないこともありますが、進行すると歩行時の痛みが強くなるため注意が必要です。

原因・発症メカニズム

外反母趾は、複数の要因が重なって発症すると考えられています。

• 合わない靴(先の細い靴・ハイヒール)
• 足の筋力低下・扁平足
• 遺伝的要因
• 加齢や体重増加
• 長時間の立ち仕事・歩行

足の横アーチが崩れることで、親指の付け根の関節に負担がかかり、
親指が徐々に外側へ曲がっていきます。

この状態が続くと、関節に炎症が起こり、変形が進行します。

当院での外反母趾の治療

当院では、保存療法(手術を行わない治療)を基本として、症状に合わせた治療を行っています。

主な治療内容
消炎鎮痛薬(内服・外用)

痛みや炎症を抑えます。

装具療法(インソール・足趾装具)

足のアーチを支え、親指への負担を軽減します。

靴の指導

足に合った靴選びのアドバイスを行います。

リハビリテーション・運動指導

足の筋力を保ち、変形の進行を防ぎます。

注射治療(痛みが強い場合)

炎症を抑える目的で行うことがあります。

 

症状や生活スタイルを考慮し、無理のない治療方針をご提案します。

早めの対応が大切です

外反母趾は、自然に治ることは少なく、放置すると進行しやすい病気です。

「親指の付け根が当たって痛い」「最近靴が合わなくなった」と感じたら、早めの受診をおすすめします。

当院では、痛みの軽減だけでなく、歩きやすい足を保つことを目標に治療を行っています。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

山田整形外科・リウマチクリニック 院長 山田 修司

執筆者

山田整形外科・リウマチクリニック院長山田 修司

資格

  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リウマチ学会
2026年春開院予定

内覧会開催4/24(金)4/25(土)